今回は、私たちもスポンサー協賛し、11月20日にリアル開催された『働き方改革サミット2023』でのピッチ登壇の様子をお届けします。当イベントは「イノベーションと人の交差点」をコンセプトに、次世代に向けたワークスタイルの祭典として開催され、総勢29社がセッション・ピッチに参加、ご来場者は253名という大盛況で幕を閉じました。私たち『スキイキ』事業の責任者である光川もピッチの機会をいただき、プロ人材(副業・兼業やフリーランス)活用の動向、そしてご提供サービスについてお伝えさせていただくことができましたので、今回はその内容をコンパクトにまとめ記事にいたしました。ぜひご覧ください!下記より、当日の講演資料の全編もダウンロードいただけますので合わせてご活用ください。解禁元年から5年、副業・兼業という働き方の現在地副業・兼業やフリーランスといった働き方の台頭は、コロナ禍から顕著に発生したことのように思う方もいるかもしれませんが、実際はこの動きはそれより前、おおよそ2018年頃にはすでに生まれていたものです。厚生労働省が掲示・更新する「モデル就業規則」において副業原則禁止が撤廃されたのが “副業解禁元年” という契機となり、その後にコロナ禍を経て活発化し、社会全体へ浸透が進みました。ワークスタイルの変化に伴って働く人々の可処分時間が増え、本業以外でもスキルや経験を活かしたいという副業希望者が今なお増え続けています。私たちのサービス『スキイキ』でも、ローンチから3年強で登録人材は約37,000名というスピードで伸びている状況です。人材(副業・兼業者)側の勢いにまではまだ至りませんが、企業(副業・兼業人材の受け入れ)側の状況も徐々に変わりつつあります。当社マイナビでの最新調査では、6割を超えるほどまで受け入れ企業が増えていると認識いただければと思います。企業側からすると雇用とは異なることも多いため、人材側での活発化と同じタイミング・ペースで浸透してきているわけではありませんでしたが、いよいよ一般的な人材獲得手段のひとつになりつつある印象です。ちなみに、まだ副業・兼業人材の活用を経験されていない企業の方にもイメージしていただきたいポイントがひとつあります。それは、副業・兼業人材を “受け入れる” というキーワードで表現していることです。これは省庁による文書などでの公式表現としても用いられています。実際に協働する際は業務委託契約が一般的に多くなりますが、スタンスとしては「外注・発注する」「委託する」というような言い方はされません。社員と同じように自社に招き受け入れて、共に仲間として働くという認識がスタンダードになっていると思ってください。副業・兼業活用は難しくない!必携ポイントと応用の視点とはいえ、その線引きを難しく感じられたり、結局どんなメリットがあって取り組むべき手段なのかイメージしづらい、というお声をまだまだいただくこともあります。今回、そのポイントを簡潔に絞って振り返りました。これ以上に深い観点もあるにはありますが、踏み出してから工夫や実感していただけることもたくさんありますので、まずは最低限ここだけでもぜひおさえてください。ワンセンテンスにまとめれば、「副業・兼業人材側の方が圧倒的に多い市場なので採用がしやすく」「固定人件費ではなく実働分にあわせたコストが基本で」「募集から業務に入ってもらうまでのスピードが速く」「自立的に活躍できるほどのスキル保有者が多く専門性・即戦力性が高い」という人材獲得手段です。そしてもうひとつだけ付け加えますと、本音でいただく背景としては、「そもそも労働人口が減っていくのに、中途採用がこのまま続けられるわけがない」「従来のやり方に依存せず、新しい手段を確立しなければいけない」という懸念まで遡って、挙げたようなポイントに辿り着き副業・兼業人材の活用に踏み出したというケースもございます。特定の業界・分野でだけ陥る問題というわけでもなく、いずれ、あるいは既に、ほとんどの企業さまが直面する課題への打開策になるものだと思っています。そうしたお悩みに応えられるよう、『スキイキ』も開発・アップデートを続けてきております。詳しいことはぜひお気軽にご相談いただければと思いますが、サービスのご提供価値となる点はシンプルで、「必要なプロ人材と必要な期間だけ、すぐに何人でも協働できるプラットフォームサービス」です。サービス自体のご利用料金は活用量によって変わらないため、一つの契約で、様々な分野・セクションのプロと必要な時・期間だけ共に働けるスタイルをご提案するものだと覚えていただければ幸いです。こちらは、登録会員(プロ人材)の所属・出身企業の一例です。このような経歴で実績をつくってきているプロフェッショナルが、1週間後にはあなたの組織・プロジェクトに入って一緒に働き始めてくれる。そんなイメージを持っていただけると、従来の採用との違いがわかりやすく、期待が膨らむんじゃないかなと思います。私たち自身も、活用企業さまへのサポートを続けます。課題に応じて募集・業務要件はどう設計すればいいのかというところはもちろん、実際に活用を始めてからのお悩みも含め、各社専任のカスタマーサクセスがずっと伴走いたします。人材が獲得できたらそれでいいのではなく課題解決がゴールであるはずですので、マッチングを提供して終わりということは絶対にしません。安心してご相談いただければと思います!One More Thing今回は最後にもうひとつだけ、副業・兼業活用のきっかけとして広まっている応用的な切り口をご紹介します。特にスタートアップ・ベンチャー企業さまからご興味をいただいている手法なのですが、「まずは副業・兼業として共に働いてもらってから社員採用する」というもので、私たちは『Co-work採用』という呼称でご提案しています。まず副業・兼業期間があって相互理解を深められるため、社員としての採用を検討するにあたってその人材の特性やスキルに対するミスマッチが少なく、また中途採用の募集を出稿するのとは異なる潜在層と出会うことができるというのが特徴となっています。もちろん、人材側から企業側に対する不安も減り、社風・社員の人たちとの相性などにも納得して入社できる上、検討した結果、正社員化しなくても・ならなくてもいいという結論になれば元の副業・兼業関係で引き続き協働していくという選択肢も持てますので、双方にとってメリットがわかりやすい方法です。自社の人材採用はあくまで社員の必要性が高いという企業さまにとっても、副業・兼業活用は新たなアプローチのひとつになる可能性を秘めていますので、未来の組織づくり・人事戦略に向けてぜひ積極的に取り入れてみていただければと思います。講演資料を無料でプレゼント!本記事で一部掲載している以外のページも含む講演資料全編を下記にて無料配布しています。ぜひ、以下のボタンよりダウンロードしてみてください!