さて、今回は『スキイキ』のユーザー情報と実際のマッチング事例について紹介します。これまでは下記の通り、営業編とWebデザイナー編を取り上げました。スキイキで活躍している職種とその成功事例をここだけ解説!(営業編) - スキイキマガジンスキイキで活躍している職種とその成功事例をここだけ解説!(Webデザイナー編) - スキイキマガジン今回は管理部門などのバックオフィス系職種にフォーカスします。管理部門での業務委託はどのような担務で行われるのか?という内容解説から、管理部門における効果的な外部人材活用ポイントまでまとめてお届け!スキイキでは管理部門などの事務系のプロ人材も活躍中?エンジニアなどの技術系に限らず、以前に取り上げた営業職やWebデザイナー職、そして管理部門などの事務系職種まで、登録ユーザーがとにかく幅広いということがスキイキの特長。総じて、理系的な専門職に限らず文系領域も活発なのです。登録ユーザーの職業ランキングTOP10においても、4位に「一般事務、庶務」、8位に「人事、労務、採用」がランクインしており、営業職やデザイナー職に続いて多い割合となっています。(※記事執筆時点のデータです)社員数500名以上の企業の管理系部門を対象として行われたある調査によれば、労務、経理、法務、人事などの管理部門において、「業務委託の利用経験あり」という回答が半数以上にのぼっており、世の中的にも管理部門における業務委託が徐々に進んでいることが明らかになっています。また、業務委託を利用する理由で最も多いのは「人手不足」とのことで、管理部門は年間を通して業務量が増加する時期がおおよそ決まっていることが多いため、業務委託で外部人材の力を活用する場合は、常時というよりはプロジェクト単位や繁忙期に絞ってスタートするのが効果的でしょう。一方、こと採用・研修領域では「社内に不足している専門性やノウハウを補う」という目的が多いようです。このように、管理部門での業務委託の活用は、人手不足を補う目的にとどまらず、専門知識をもった人材のノウハウを活かしたいという目的でも進んでいることが分かります。管理部門で外部のプロ人材を活用する3つのメリット管理部門において業務委託を活用する場合、実際どのようなメリットがあるのか。今回は、主なメリットを3つピックアップしましたので、それぞれ見ていきましょう。1つめは、その分野のプロに専門的な対応をしてもらえる点です。管理部門においても外部人材というのはその分野で経験を重ねてきたプロフェッショナルが多いので、専門知識が豊富であったり、最新情報の収集が早いなどの特徴があります。そのため、例えば税務や国際基準遵守といった専門的な部分へも信頼できますし、法改正やルール変更への素早い対応なども期待できるでしょう。2つめは、コア業務に社員が集中できる点です。管理部門の業務は、大きく「定型業務」と「決定業務(コア業務)」に分けられます。定型業務は、ある程度フローが確立されていれば、担務として切り出しやすい部分です。一方、コア業務は、社員でなければできない意思決定に関わる業務です。定型業務を外部人材へ委託することで、重要度の高いコア業務を社員が集中して取り組むことができるので、より効率的な人員体制や業務遂行、意思決定スピード向上などにもメリットを見出せます。3つめは、予算を調整しやすい点です。業務委託であれば、基本的には業務成果や納品物を報酬基準としつつ、ある程度は時間あたり・業務あたりの費用として収支管理をしやすくなってきます。管理部門は、営業職などと違い直接的に売上をつくるセクションではないこともあり予算確保が難しいことも多いので、期間や担務、プロジェクトなどに応じて細々依頼調整できるのは助かるはずです。こうして見てみると、管理部門で外部のプロ人材を活用することも、他職種と同じように組織にとって大きなメリットを秘めているというのがお分かりいただけるかと思います。スキイキでマッチングした管理部門の事例を紹介!最後に、実際にスキイキでマッチングした管理部門の事例をピックアップしてご紹介します。今回は、電子署名認証サービス会社と、人事・管理系の経験が豊富なベテラン人材とのタッグです。同社は、ISMS審査またはPマーク審査の経験者を委託できる人材を募集していたものの、求める人材となかなか出会えなかったとのこと。そこで、我々マイナビの別部署よりスキイキのサービス紹介を受け、利用してみることに。すると、募集掲載開始日に早速応募があり、すぐに求めていたような人材とマッチング。人事・管理系に精通した50代後半の方でしたが、セキュリティマネジメントなど専門的な知識を有する経験者が社内にいないため、ISO関連の豊富な業務経験や経歴を持っていたその人材に即戦力として活躍してもらえると思い契約に至ったとのこと。なかなか理想の人材と巡り合えなかったところからのマッチング、かつ期待以上のスキルセットだったこともあり、『スキイキ』の、ないし外部のプロ人材活用の価値を早々に実感いただけたようです。いかがでしたか?今回は、『スキイキ』で活躍している職種の第3弾として、管理部門などの事務・バックオフィス系について取り上げました。とにかく登録されている職種の幅が広く、経験豊富で即戦力としても活躍できるユーザーが多いのが強みのひとつなのです。ぜひ今回のマッチング事例も参考にしながら、外部人材を活用する際に検討してみていただければと思います。